塗装工事中の生活の注意点について

外出はできる?洗濯物はどうする?

塗装工事中の生活の注意点について

ご自宅の外壁・屋根の塗装工事は、2~3週間かかるのが一般的です。塗装工事期間中は通常と全く同じ生活が送れるというわけではありませんので、いろいろと注意すべき点があります。

外壁塗装工事中の生活における注意点についてまとめて解説しておきましょう。

1. 塗装工事中でもできること

まずは、塗装工事中でも問題なくできることからご紹介しましょう。

ただし、作業スタッフに一言断りを入れておきますと、お互い気分よく工事期間を過ごせるかと思います。

1-1. エアコンの使用

外壁の塗装工事中でも、エアコンの使用は可能です。外壁工事中は窓を開けることが難しいケースがほとんどのため、むしろエアコンを使用できないと困ってしまいます。これは外壁塗装業者も十分承知していますので、足場を組む際にもエアコンの室外機の位置などを確認してから行いますので、問題ありません。

1-2. 短時間の外出

ちょっと買い物や、幼稚園の送り迎えなど、塗装工事中に家に誰もいない時間帯ができてしまうかもしれません。塗装工事中にこのようなことが起こっても基本的には問題ありません。もし家を空ける場合、「〇〇分ほど留守にしますのでよろしくお願いします」と作業員に声をかけておくといいでしょう。

2. 塗装工事中は避けた方がいいこと

塗装工事中でも、生活に支障が出るほどの不都合はありませんが、一部どうしても控えた方がいいこともあります。

控えた方がいい理由とともにご紹介しましょう。

2-1. お部屋の空気を入れ替える

塗装業者によっては、窓を完全に塞いで作業を行いますし、一応開閉はできるようにしてくれる業者もあります。塗装工事中はお部屋の空気の入れ替えはオススメできません。第一の理由がニオイ。塗装作業中はどうしても塗料のニオイが発生します。この状況でお部屋の空気を入れ替えても、お部屋の中に塗料のニオイが入るだけで健康的ではありません。

続いて塗料の飛沫が部屋に入る可能性。吹き付け塗装はもちろんですが、ローラーを使った塗装でも塗料の飛散はあります。直接窓付近に塗布していなくても、周辺を塗装していますと、風の影響などで室内に塗料が入らないとも限りません。

外壁の洗浄作業中や塗装作業中は、窓の開閉は最低限にとどめ、空気の入れ替えなどは行わない方が無難でしょう。どうしても室内の空気が気になるのであれば、季節によってはエアコンで循環させるか、空気清浄機などを利用することをオススメします。

2-2. 洗濯物の外干し

洗濯物を室内干ししますと、どうしてもニオイが気になるという方もいらっしゃるかと思います。とはいえ、外壁や屋根の塗装作業中に外干しはやはりオススメできません。干す場所にもよりますが、塗料のニオイや飛沫の付着がありますと、その洗濯物はまず使い物にならなくなってしまいます。

塗装作業中は基本的に部屋干し。部屋干しはどうしてもニオイが気になるという方は、コインランドリーで乾燥機を利用するなどすることをオススメします。

2-3. 長期間の外出

塗装作業中に家族で旅行に出かけたり、塗装工事中の週末に1日たっぷり家を留守にしたりするようなお出かけはあまりオススメできません。塗装工事の際、ご自宅の周辺には足場を組み立てます。そして足場の外側には塗料の飛散を防ぐためのカバーが覆われます。家の周りに足場があって、しかも外からはカバーで見にくいという状態は、空き巣にとっては絶好のシチュエーションです。平日の昼間など、作業員がいる間はまず安心ですが、夜間や週末など、作業員がいない間が不安な時間帯です。

週末に長時間家を留守にしてしまいますと、空き巣被害に遭う可能性が否定できません。基本的に長時間自宅を無人にしないようにするのがオススメといえるでしょう。

3. 塗装工事中の気になるポイント

塗装工事中にできることと、避けた方がいいことをご紹介しましたが、続いては塗装工事中に気になるであろうポイントをまとめておきましよう。

3-1. 塗装工事の騒音は?

塗装工事期間中、できるだけ家に誰かがいる状態にするとして、気になるのは騒音ではないでしょうか?塗装工事中にも騒音が出るタイミングはあります。主に本格的な塗装作業前ですが、まずは「足場を組むときの騒音」です。足場は金属製ですので、くみ上げるまでどうしてもある程度の音は出てしまいます。とはいえ足場を組むのに必要な時間は、よほどの豪邸でもない限り数時間~1日程度。この時間だけは多少金属音がしますが我慢しましょう。また、作業が終わり足場を解体するときも同様です。

続いて塗装前の掃除、いわゆる外壁の高圧洗浄時の騒音です。外壁の塗装を行う前に、外壁を高い圧力の水で一気に洗い流します。このとき壁材によっては大きな騒音を感じるかもしれません。とはいえこちらもさほど長時間の作業ではありません。 本格的な塗装作業に入れば、大きな音が出ることはまずありません。気になる音があるとすれば、金属製の足場の上を作業員が歩く音ですが、これも人によっては多少気になる程度の音ですので問題ないでしょう。

3-2. 作業中室内は塗料臭くなる?

塗料の中にはシンナーに近いようなニオイを発するものもあります。気になるのは塗装作業中のニオイではないでしょうか?結論からいえばまず問題ありません。塗装業者もニオイが室内に入らないように考えて作業を行いますので、普通に生活していれば、よほどのことがなければ部屋の中に塗料のニオイが充満するようなことはありません。

もちろん作業中に窓を開けていたりすれば話は別になります。万が一室内でニオイを感じて、問題がありそうな場合はすぐに作業員に伝えてください。作業員の方で何らかの対処をするはずです。

3-3. ご近所にはどの程度迷惑がかかる?

一般的にはほぼ迷惑はかかりません。迷惑がかかる可能性があるとすれば、足場組み立て時。解体時の金属音による騒音、高圧洗浄水の飛散、塗装中の塗料の飛散やニオイによる被害が考えられますが、よほど隣近所との距離が近くない限り、さほど気にする必要はないでしょう。 もし近所の方からクレームなどがあった場合、速やかに作業員に伝え対処してもらうようにしましょう。

4. まとめ

塗装工事はおおよそ2~3週間です。その間依頼者様には多少のご不便をおかけしますが、ご自宅をキレイに補修するための作業になります。できるだけご協力いただければと思います。

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北九州の外壁塗装専門の株式会社ナカガワクリエイト(プロタイムズ八幡西店)では、工事期間中に、ご依頼者の方、近隣にお住まいの方にできるだけご迷惑をかけないよう心がけて作業をさせていただいております。工事前には必ず作業員の代表者が近隣の皆様にご挨拶をし、ご理解いただけるよう努力いたします。
また、防犯対策の面でも、足場に人感センサー搭載のオートライトを設置。人が足場に入り込みますと、強い光で照らすことで空き巣を近寄せない工夫をしています。実際にナカガワクリエイトの現場で、空き巣被害に遭ったケースは一度もございません。
漏水やヒビ割れなど、明らかに問題が発生しているケースでも、見た目には問題ありませんものの、そろそろ塗装のチェックをしたいというケースでも、まずはお気軽にお問い合わせください。誠心誠意対応させていただきます。